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イソギクの冬

イソギク

Chrysanthemum pacificum

 

このお花が咲くと、ペレニアルガーデンにも冬が来たなという気がします。平野部では10月から咲く所も多いので、秋のお花に該当するのですがどういうわけか、ペレニアルガーデンでは11月になって咲く場合がほとんどです。

日長の問題なのか積算温度が足りていないせいなのか、とにかく冬のお花になっています。他にもガーデンでは季節を象徴するお花がありまして、コウテイダリア(皇帝ダリア)のお花が毎年、初霜が先か、咲くのが先かと寒さと戦っています。

それに比べるとイソギクは気楽なもので、自生地は神奈川や千葉の海岸沿いと暖かい地域なのですが、寒さにも強くて小渕沢の冬も平気で過ごしています。少し遅く咲くくらいどうってこと無いよね、とでも言っているのでしょうか。毎年ちょっとずつ増えながら、明るい黄色の彩りを見せてくれます。

イソギクは花びらが無いように見えるお花を咲かせます。一般的なキクのイメージとは異なりますが、ダスティーミラーやサントリナのお花と似たタイプなので、集まって咲くようすは可愛いものです。

野菊の仲間には園芸種と見まごうほどのサツマノギクや、マーガレットに似たナカガワノギクなどいろいろありますので、お花の少ない冬の時期に楽しめる宿根草として育てて欲しいと思います。

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