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クジャクソウ

ピンク色のクジャクソウがきれいに咲いている

Symphyotrichum pilosum Hyb.

 

北アメリカ原産のキク科の耐寒性宿根草で、キダチコンギクの和名があります。以前はシオン属(Aster)に分類されていましたが、現在は分けられているようです。同じくアスターであったユウゼンギク(Sym. novi-belgii)は明治時代に来日したそうなので、1950年頃に導入されたクジャクソウのほうがだいぶ新顔です。

今では両種の交雑や他種との交配が進んで、様々な色あいや花びらの多いもの、耐病性の品種なども生まれています。かつては小さな白花が群れ咲く「モンテカジノ」という品種が、切り花としてよく流通していましたが、最近はあまり見掛けなくなりました。

ペレニアルガーデンにはモンテカジノそのものや、ピンクスター、ブルースターといった切り花向きの品種、自然実生で生まれたそれらの交雑と思われるものなど、いろいろなクジャクソウが咲いています。写真のお花はピンクスターっぽい雰囲気ですが、さて何ものでしょうか。

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