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サクラと雪の甲斐駒ヶ岳

暖地桜桃(さくらんぼ)の花

暖冬という割に八ヶ岳や鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳など高山には雪が残っています。背景の右に冠雪した甲斐駒ヶ岳が写っていますがお分かりになるでしょうか。ペレニアルガーデンでは暖地桜桃(だんちおうとう)という、サクランボの品種がいつもより早く咲いていて、週末には満開になりそうです。

サクランボは園芸的には桜桃と表現する、ミザクラ(実桜)というサクラの系統になります。花を見るために改良されたソメイヨシノやサトザクラ、ヤエザクラとは目的が異なるため、お花自体はあまり重要視されていません。

写真の暖地桜桃もごく薄いピンクの縦長の花弁で、スモモの花を小さくしたような花が咲いています。それでも青空をバックにするとソメイヨシノのようにさくら色に見えるから面白いものです。それというのも、花弁は白くて色が乗っていませんが、代わりにガクが濃い紅色となるので、ガクの色のおかげで遠目で見るとピンクの花に見えるのです。

梅雨入り前には小ぶりですが赤くきれいなサクランボがたくさん成ってくれます。1本でも実が成る品種なので、庭植えで楽しむにはちょうどよい品種です。最近はホームセンターでの扱いも増えているようなので、ぜひ導入して欲しい果樹の1つです。

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