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シロバナシュウメイギク

白一重咲きの秋明菊が咲いている

Anemone C.V.

 

こちらのシュウメイギクは桜の樹の下、一年中ほぼ日陰になる所で育っています。近くにはキレンゲショウマ、シュウカイドウ、ヤブランなど日陰を好む植物が育っています。宿根草の多くは日当たりを好みますし、半日陰と表現される午前中は日が当たる環境に向くものが多いですが、シュウメイギクの場合はむしろ日陰好きです。

ダイアナや最近の鉢植え向きの品種などは全日射、一日日当たりが良い場所のほうがよく育つことも多いのですが、従来からのシュウメイギク(貴船菊)や写真の一重咲きの白花は日陰のほうがきれいに咲くように思います。

もちろん日当たりの良い環境でも、少しコンパクトで明るい緑の葉色になって育ちます。乾燥しすぎれば葉焼けもおこしますが、枯れるようなことはありません。環境適応が広い植物と考えられますが、日陰でも花色があせない点を考慮すると日陰が本来の生育環境だと思われます。

シェードガーデンという日陰の環境を上手く利用したお花作りもあります。シュウメイギクの仲間はまさにうってつけです。シュウカイドウやクリスマスローズ、ホトトギスなど工夫すると楽しめるでしょう。

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