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ハナシュクシャ

ハナシュクシャの白い花

Hedychium coronarium J.Koenig

 

漢字で書けば「花縮砂」です。一般にはヘディキウムの名前のほうが知られているでしょうか。ショウガの仲間で熱帯性のため、暖地以外では地上部が枯れたら掘り上げて、春まで貯蔵するほうが良いと思います。

ホワイトジンジャーとも呼ばれていますが、食用にはならない切り花に向いたお花です。とても良い甘い香りがあるので、切り花にしてお部屋に飾ると癒やされるでしょう。平地では8月くらいから咲きますので、花持ちが良くないことが残念です。

写真のお花はようやく開き始めた状態で、完全に開くと蝶が羽を広げたような形になります。原生地のインドでは、お花からアロマオイルを採る目的で作物の一つになっているそうです。

球根や芽だし苗が春に流通しますので、お庭にお一つ……と言いたいところなのですが、この植物は花時には人の背丈くらいに育ちます。左右に広がる葉もボリュームがあるので、かなり植える場所を選ぶお花と思います。

香りは楽しみだけど、あまり手前に植えるのも邪魔になるし……なんとも悩ましいものです。

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