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羊歯萌ゆる

「羊歯萌ゆる」は晩春の季語で、ワラビやゼンマイが山菜として生え出てくる頃をいうそうです。写真のコゴミの状態だと、山菜として扱うにはいささか成長しすぎです。羊歯自体は新年の季語で旧暦の新年は立春からなので、冬枯れの羊歯が新芽を伸ばす時期は確かに晩春になるのでしょう。

 

現代の感覚で晩春というと梅雨の手前の季節になると思います。コゴミにしろイノデにしろ羊歯なら葉が成長したみずみずしい緑の季節で、多少暑さを感じるくらいの日射しに似合う、新緑の季節と思います。きれいなお花は咲きませんが、純粋にグリーンを楽しむ植物として、羊歯の仲間は育てやすく美しいものです。

 

コゴミ(クサソテツ)、イノデ、ヤマドリゼンマイ、イノモトソウなどガーデン向きの種類もいろいろありますので、育ててみてはいかがでしょうか。

 

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