75周年記念

私共ミヨシグループは2024年、創業75周年を迎える事が出来ました。1949年4月、創業者三好靱男が三好商會を設立し小さなタネ屋から始まった弊社は今日、日本全国のみならず、海外へもその種苗を販売し、世界の農業・施設園芸に貢献する種苗会社へと成長することができました。ご愛顧いただきました皆様には心よりお礼申し上げます。

75年の歴史を振り返りますと、ミヨシグループの成長の源泉はバリューに掲げている「先駆者であり続ける、誠実であり続ける」を愚直に続けてきた事に尽きると思います。育種や開発で言えば今まで見た事もなような色や形の植物を生み出す事、今まで無かった様な作型や仕立て方の開発に注力してまいりました。生産技術の面では組織培養やセル成型内(プラグ苗)の様に当時の日本には無かった技術をどこよりも早く取り入れ、日本の施設園芸に根付かせてきました。これらはミヨシグループのアイデンティティーでありこれからも磨き続けなければいけない事と思います。

農業を取り巻く環境は、近年大きく変化しています。気候変動や人口増加、食料問題、あるいは各地で勃発している地政学的なリスクなど、課題は山積していますし世界が混沌としていってます。そういった時代だからこそ、“世界のすみずみに1粒のタネから生まれる新しい「きれい」「おいしい」を届けます”というグループビジョンの達成が社会的にも大変意義のある事と自負しております。

さて、次は100周年に向けてです。永続出来る企業の要諦はというのはおしなべて顧客からの信頼を得ながら時代の変化に対応し続けた判断力やチャレンジ精神、そして長期的な視点で仕事に向き合って初めて成し得る事と思います。

業界発展の為、そしてより良い社会にしていくべくミヨシグループはチャレンジし続けていきます。

今後も引き続きご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。