
クリスマスローズ
「ミヨシのクリスマスローズ」は、2000年に他社に先駆けてメリクロン技術を用いたポット苗の販売を開始し、画期的な技術でブランドを確立、多くの消費者に愛される商品となりました。

メリクロン技術で拓く無限の可能性
1990年代からイギリスを中心に育種が進み、多様な系統が出現しました。神代植物公園でのクリスマスローズ展の盛況を受け、最先端の系統を導入し、メリクロン技術と組み合わせることで、国内外へ向けて新しい販路を開拓できると判断し、商品展開を開始しました。

時代を彩るクリスマスローズストーリー
1996年に導入した系統について、メリクロンでの大量増殖のめどがつき、2000年に販売を開始しました。その後もイギリスやアメリカ、日本国内の育種家から幅広く最先端系統を導入し、2008年には30品種の商品を展開しました。培養生産技術の向上や優良系統の導入により、安定した生産供給が可能となり、現在では「プチドール®シリーズ」「プリマドレス®シリーズ」「オーケストラシリーズ」「小鞠シリーズ」など様々な系統の商品を展開しています。

育てやすさと確実性を兼ね備えた商品
「ミヨシのクリスマスローズ」は、開発時の選抜において高い基準をクリアした丈夫で育てやすい苗が特徴です。また、メリクロン苗のため、植え付けから1年後には開花し、ラベル通りの花が咲くという確実性も備えています。30品種ほどの豊富なバリエーションで、初心者から上級者まで、幅広いニーズに対応しています。

国内育種と海外進出
近年、国内で育種が急速に進み、様々な品種が作出されています。ミヨシグループでは、横山園芸や堀切園と協力体制を築き、最新優良系統を毎年導入しています。メリクロン技術を活かせる特性や育てやすい品種を商品化していくことを基本に、飽きのこない「スタンダードビューティー」を目指しています。高温多湿の日本の環境下で育種され、メリクロン技術を用いて選抜された強健な品種は、海外マーケットにおいても幅広いニーズに対応することが可能です。国内で育種された豊富なバリエーションは、海外マーケットでも他に類を見ないことから、海外進出にも力を入れていきます。